シリアスアスリートたちは、トライアスロンのバイクパートを早く走るために、自転車を軽量化したり、決戦ホイールとか言ってカーボンの１０万円以上するホイールに変えたりするらしい。「なんちゃってアスリート」のわたしとしても早くなりたいのはヤマヤマですが、自転車より高いホイールをはくわけにはね〜。

そこでコストパフォーマンスのよさそうな決戦装備として、ＤＨバーを装着してみた。別名エアロバーとも言い、早い話が低い姿勢で自転車に乗り、空気抵抗をできるだけ少なくしようというもの。トライアスロンでは通常他の自転車の後ろについて、空気抵抗を減らすドラフティングを禁止している。そこで、重要になるのがこのＤＨバー。ロードレースなどではタイムトライアルぐらいにしか使われないが、トライアスロンでは定番のハンドルバーだ。

で、使ってみた感じだけど、低い姿勢は断然取りやすくて楽なのは確か。で、スピードが上がったというと、うーんどうなんだろうな〜って感じです。あと、ＤＨバーを持っている間はブレーキも変速もできないので、ちょっと危ない。長い直線などで使う程度かもしれない。


装着してみるとなんだか私のクラシックなビアンキ号が戦闘機みたいにマッチョなイメージになってしまったのが痛い。なんか大げさなんだよな〜。