☆デジ・トライアスロン日記帳
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自己最長距離に挑戦したが--。
8/10に己最長距離に挑戦ということで、「足柄峠〜明神峠〜三国峠〜山伏峠」の山岳コースに行ってみた。

結果から言うと、自己最長距離は達成したものの、三国峠でまたまたハンガーノックに陥り、「無惨な結果」に終わりました〜。情けない。
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以下、今後のための記録の意味も含めて、走行の概要を書きます。

相模川セクション(南大沢〜厚木市内)
スタート時間 5時30分
走行距離   29.5km
正味走行時間 1時間5分
平均速度   27.4km

●橋本からは相模川沿いを下る。平日なのでトラックが多いが、下り基調なので、気分良く走れる。

小田厚セクション(厚木市内〜厚木IC〜平塚IC)
スタート時間 6時50分
走行距離   14.7km(累計44.2km)
正味走行時間 34分(累計1時間40分)
平均速度   25.7km

●厚木市内は、相模川沿いの道を開拓。スピードは出せないが、信号がないので快適。小田厚の側道はいつも同様に快適に走れる。

秦野セクション(平塚IC〜秦野市内〜246号)
スタート時間 7時30分
走行距離   9.4km(累計53.6km)
正味走行時間 25分(累計2時間05分)
平均速度   22.4km

●小田厚の側道が切れたところから、今度は、金目川に沿って秦野市内へ、市内からは水無川に沿って、246号まで。この道はかなり走りにくい。路側帯が狭いし、草が道にはみ出しているところがある。さらに市内近くでは渋滞がある。もしかしたら一気に北上して246を走った方がマシかも。

246セクション(246号秦野〜255号)
スタート時間 8時00分
走行距離   8.1km(累計61.7km)
正味走行時間 17分(累計2時間22分)
平均速度   28.7km

●このセクションの246は非常に快適。ここまでは全くと言ってよいほど登り坂がないが、ここに来て多少登りが出てくるが、基本的には下り基調。

開成町セクション(255号〜足柄峠分岐)
スタート時間 8時20分
走行距離   5.7km(累計67.4km)
正味走行時間 14分(累計2時間36分)
平均速度   24.9km

足柄峠セクション(足柄峠分岐〜足柄峠(手前公園))
スタート時間 8時35分
走行距離   11.0km(累計78.4km)
正味走行時間 53分(累計3時間29分)
平均速度   12.5km

●本日のメインイベントの足柄峠(実はそうじゃないことが後でわかるが)。初めてなのでかなりビビリながら進む。地蔵堂までは、さほどキツイ登りはなく、ちょっと安心。地蔵堂から4キロで足柄峠。たったの4キロなので、まあなんとかなるなと、地蔵堂にも寄らず先を急ぐ。

●登り始めると確かにキツイ。13%、14%の標識が頻繁に出てくる。つづら折れのインコースでは、相当斜度がきつくなる。そして、傾斜もさることながら暑さが厳しい。途中から、先の傾斜がどうなっているかよりも、先の日当たりがどうなっているかの方が気になる始末だ。

●まあ、どうにかこうにか登り切る。最後はあっけなく頂上らしきところに達した。

小山下りセクション(足柄峠(手前公園)〜小山町役場)
スタート時間 9時35分
走行距離   9.0km(累計87.4km)
正味走行時間 21分(累計3時間50分)
平均速度   27.5km

●この下りはかなり気持ちがよい。富士裾野あたりの広々とした景観を下りながら楽しめる。ちなみにこれ逆側から登るとそれなりの長さがある登りではないかと思う。

明神・三国峠セクション(小山町役場〜三国峠)
スタート時間 10時00分
走行距離   12.3km:未計測区間あり(累計99.7km)
正味走行時間 1時間22分(累計5時間12分)
平均速度   9.4km

●ここでこんなにヒドイ目に遭うとは全くの想定外。実はこの峠のことは全然知らなくて、足柄峠に比べれば短くて斜度もさほどないんだろうと思いこんでいた。ここを登るまでは、今日のこれまで道中は至って順調。この峠を越えればあとは下って帰るだけと楽勝ムードで峠に向かう。

●明神峠への分岐あたりで、多少ハンガーノックの兆し(なんとなく気分が悪い、脱力感あるなど)が出てきていたので、シリアルバーをさらに2本食す。これまでの補給は、出発直後にコンビニで朝食。おにぎりを2個。その後、2時間経過でシリアルバー1本。3時間経過でゼリー1本を補給してきた。合計700kcalほど摂取していることになる。それなりに食べてきたし、足柄峠以外は結構楽して来たので、ハンガーノックになるなんてことはないだろうと思っていた。暑さのせいかもしれんと先を急ぐ。ここで2本積んできたドリンクが無くなるが、麓の自販機で買うことができて一安心。

●不安を抱えつつ登り始めるが、須走・明神峠の分岐点を過ぎると一気に斜度か急になる。その辺でハンガーノックも如実に表面化してきた。推定8%程度の坂が登れない。1キロほど登ったところで、休まずにはいられなくなった。これは! まさかハンガーノックかよ。やっぱりあのイヤな感じは、ハンガーノックの兆しだったんだ。

●日陰から日陰へと、ちょっと走っては休みを繰り返す。そうこうしているうちに、もう全然登れなくなる。しばらく休めば先ほどのシリアルバーのエネルギー効果が出てくるのではと期待して、道ばたに座り込む。うーん、まいった。地図を見てもあとどのくらいで峠に行き着くのかわからない。山の上の方に道が見え、なんとなくそこが峠のようにも見える。(写真参照)。でもそれが明神峠なのか、三国峠なのかがよくわからない。不安だ。なんとか山中湖に行き着いても、なんか食べてそっから50キロを戻る力が出てくる気がしない。輪行だ。多分高速バスがあるはず。しかし、ハダカのバイクを乗せてくれるのか?逆にここから戻ったらどうだろう? いや、あの足柄峠を登ることができないな。

●なんて考えていてもしょうがないので、とりあえず峠を目指して、歩くことにした。富士山一周で渋滞のための押したことはあるが、それなりにトレーニングを積んできた段階で、坂が登れなくて押すことになるとは思わなかった。しょうがない。回復を待っていたら何時になるかわからんのだから。押しながらこころの中で「(麓のコンビニで)コーラ!アイス!おにぎり!」と唱えつつ頑張る。

●傾斜が緩くなったら、また乗ろうと思うのだけれど、なかなか乗り出せない。普段ならなんて事のない傾斜が、とてつもない傾斜に見える。と思ってふと標識を見たら、16%と書いてある。え〜!!こんなに整備された道でこの斜度かよ。和田峠とかの林道っぽいところだけでしょ15%以上なんてのはと思い込んでいたが--。実際この明神峠・三国峠は、相当の難度だ。元気な時でも、脚をつかずに登り切れるかどうかという気もする。

●この標識を見て、すっかり乗る気も失せて、最後の1キロくらいはひたすら押す。ほとんど遭難状態で峠らしきところに着く(ホントの峠は、1キロくらい先の地点の山梨県境だったようだ)。結局、明神峠は、どこなのかはわからなかった。ここから山梨県境まで1キロほど2-3%の緩い坂が続くが、今の私、ここで時速10キロ以上を出せない。ここまで弱てるのかと我ながらびっくりする。

山中湖下りセクション(三国峠〜山中湖)
スタート時間 12時00分(2時間も明神&三国峠でかかっている!)
走行距離   4.6km(累計104.3km)
正味走行時間 10分(累計5時間22分)
平均速度   28.7km

●ここは景色が抜群。ハンガーノックでもそのくらいはわかりました(笑)。

道志道下りセクション(山中湖〜南大沢)
スタート時間 12時30分
走行距離   62.9km(累計167.2km)
正味走行時間 2時間27分(累計7時間49分)
平均速度   25.8km

●麓に着いたら意外に元気になっていた。ようやくシリアルバーがエネルギーになって来たようだ。ペットボトルのコーラ1本とアイス1本を喰うともう飯食わなくても大丈夫な気分になって来た。どうせならレストランなどの冷房の効いたところで飯を食いたいなと思い、店を探しつつ帰路に着く。結局、道の駅どうしで昼食を取る。
●飯を食ったら、とりあえず問題なく走れる様になった。さすがに絶好調とはいえないものの、帰路の途中いくつかある坂も問題ない。一時は輪行も考えていたのがウソみたいだ。

トータル
スタート時間 5時30分
帰着時間   3時15分
走行距離   167.2km
正味走行時間 7時間49分
平均速度   21.7km

●という訳で、戻って参りました。ホントにこの「ウルトラマン体質」にはあきれてしまいます。これって、トレーニングを積めば改善するんだろうか?まいったな〜。今後は、もっともっとキチンと補給をしようと思うのですが、どうもこれまでの補給法だと信頼性が低い。より科学的に対処する方法がないか研究してみようと思っています。このままでは、富士200キロは、全然ダメだ。レース途中で、ディナーでも食えれば大丈夫なのですが--。
by onsen | 2006-08-13 17:46 | おんせん
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