師匠（トライアスロンのＦ島さん）の紹介で、上野のスポーツクラブジェクサー・フィットネス＆スパでスピニングを初体験しました。

スピニングとは、専用のエアロバイクを音楽の流れる中インストラクターの指示に従って、みんなでバイクを漕ぐというもの。今回は45分間のメニュー。

バイクは、→こんな感じ。フリーホイール機構はなく、漕ぐのを止めても惰性でペダルは回ります。ひどいポジションで乗るのはイヤだなと心配していましたが、サドル前後・高さ、ハンドル高さが調節できるので、まあそれなりのポジションで乗ることができました。ハンドルはＤＨバーのお化けみたいのがついていて、握るポジションはいろいろあります。

インストラクターがわたしのそばに来て、
「ペダルに脚をもっと奥まで入れて」と言う。
「ん？いや、それだと拇指球が」
「はぁ？」
「ペダルの軸を拇指球に合わせているので、これでいいのです。」
「（なんだこいつ？）」
という一幕もありました。

20名がスタジオに入って、セッションがスタート。最初は、軽〜くウォーミングアップ。普通のエアロバイクより、回転する円盤がでかくて重いためか、結構いい感じで回ります。なんだか強くなった気がします。ちなみに廻りの人たちは、ロード乗りっぽい人は全然いなくて、若い女性からおじさんまでいろいろ。ちなみにわたしは、レーパンにバイクジャージを着用（これじゃないと気分が出ないので）。

いよいよ本格的なプログラムがスタート。まずは「ヒルクライム」。ダイヤルを回し、負荷をかけて、ゆっくり回します。

「一踏みごとに肩を入れて、身体を揺らしながら漕ぎましょう！」
何？そんな変なフォームで漕いだら、フォームがおかしくなりそう。無視して上体を安定させて回す。

「ペダルは垂直に上から下に踏んでください。回さないで、上から下に〜！」
あ〜ん？まいったな〜。これも無視。

音楽のテンポが変わって、ダンシングの指示が。30秒ほどダンシングをしてまた座るを繰り返す。みんなペダリングが超遅い。ギッタンバッコンと漕いでいる。インストラクターの指示なんで、まあしょうがないが、自転車乗りとしてはちょっとな〜。

次は、「ダウンヒル」。なぜか、これも立ち漕ぎ。今度は、ギッタンバッコンじゃなく、多少の負荷をかけて軽快に回す。これは結構いい感じ。ダンシングが苦手なわたしとしては、ウエルカム。

３番目は、「スプリント」。インストラクターの合図で、30秒から1分ほどもがく。スプリント中は、なぜかスタジオを真っ暗にする。集中できてよいかも。わたしは、この辺から腹が減って来たのと週末のトライスロンが控えているので、それほど頑張らないようにスプリントする。暗がりのなかでまわりの人のペダリングを見ると結構回っている。女の人でもケイデンス120位は行ってそうな雰囲気。

そしてまた「ヒルクライム」。相変わらずわたしはインストラクターの指示は無視して我が道を行く。

で、次がまた「ダウンヒル」。今度は、立ち漕ぎタイムが長い。「さぁこれから6分ほど立ち漕ぎで〜す。疲れたら座ってもいいですよ。さぁいきますよ。スリー、ツー、ワン、ゼロ、スタート！」

うぇ〜6分ですか！　立ち漕ぎするとすぐ脚に来るダンシング苦手体質だからな〜。ま、いいトレーニングになるなということでスタート。

みんなそんなに長くダンシングし続けられないだろうから、時々休もうと思っていたが。なんと女性１名をのぞいて誰も座ろうとしない。デブなおじさん、おばさんも頑張っている。まいった！オラもうダメ。座ろうかな。いやいや、ロード乗りがしろうとさんに負けてなるものか。ひぃ〜。

なんとか最後まで耐え抜き、ロード乗りの面目を保つ。おそらくこのメンバーで一番わたし辛かったと思います。心拍的には余裕なんですが、ダンシングすると大腿四頭筋が乳酸でまくりになっちゃうんですよね〜。

最後は、なんだかわからないナゾのトレーニング。立ち漕ぎで８回漕いで、座って４回漕いで、なんてのを回数を変えながら繰り返す。全く意味不明。しまいには、立ったり座ったりを頻繁に繰り返し過ぎてみんなついて行けないありさま。どうもこのインストラクターのオリジナルみたいで、バイクのトレーニングではなく、エアロビクス運動としてのプログラムなので、まあこんなのも出てきてしまうのかな。

という感じで45分終了。いい汗流しました。一人だと退屈なエアロバイクも、プログラム化すると結構楽しくて面白い。あっという間に時間が立ちました。バイクトレーニングとしては、頂けない部分も多いのですが、楽しめるというのはなんと言っても強みですね。機会があれば、またやってみたいなと思いました。
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ちなみに師匠もお友達のあの表彰台のH沢さんも、9/16昭和記念公園に参加だそうです。でも天気がちょっと絶望的な雰囲気ですね。雨だとどうしようかな〜。プール凍え死ぬかもね。