富士チャレンジ200 ソロ200 参戦記 by おんせん
天気は曇。多少晴れ間も出てきた。カッパの用意は杞憂だったようだ。スタート位置は、どうにかこうにか前から20列目くらい。あー、これから7時間も走るなんて恐ろしい。

[1周目-4周目]
スタート!まったりと出る。心拍数を上げないように余裕を持って走る作戦。とりあえず出だしはいい感じ。坂もあまり苦にならない。2周目に入り集団のペースが上がる。集団と言っても200番目くらいの位置なので、それほどペースも速くない。楽について行ける。息も全然乱れていない。

これはイイかも。調子が良いみたい。が、心拍計を見てビックリ。わたしのAT心拍数の170を軽く超えている。こんなに楽なのになんで心拍がこんなに上がっているのか?アドレナリンのせいなのか、レースってことで、興奮状態にあるみたい。これ以上抑えて走るなんて無理ってことで、数値より感覚重視で行くことにする。

4周目まではなんとか集団らしきものの中を走る。7分台前半のラップをキープ。多分3周目だったかと思うけどナガイさんに抜かれる。もうラップされたのかと思いきや、スタート位置が後ろで、今追いついたとのこと。先頭はもう3,4分前を行っているので、ナガイさん上位を狙うにはきつい展開だな〜。

この辺で、クニさんと前後して走る。多分わたしより後の位置からスタートして、追いついて来たんじゃないだろうか。坂でわたしが前に出て、平坦と下りで追いつかれるという展開。その後ももう一回、前後して走る時があった、その時はスキルシマノの某ペースメーカーさんに付いて走った。この方やる気が全くないのでペースが安定しなくてちょっと走ってから、付くのを止めました。

[5周目-18周目]
5周目から18周目までほぼ7分台後半のラップを刻む。集団はどっかに行ってしまったので、適当に脚の合いそうなグループを捜して走る。但し、わたしと同じくらいの人というのは、そんなに安定して走れる訳じゃない。どうしても坂またはホームストレッチで隊列が崩壊することが多い。

わたしの場合、以下のあたりが得意不得意って感じ。

長い下り:そこそこ走れる。
ヘアピン前の登り:下りの流れのママに踏んで行けばいい感じで行ける。
ヘアピン:ついヘアピン前の登りで踏みすぎて、ヘアピン直後の出足が悪くなる。
最初のキツイ登り:ここは下りの勢いでダンシングして行けば、結構行ける。最後ちょっとキツクなるが。
その後の平坦カーブ:ここで微妙に遅れ気味になる。
直線の立ち上がり:ここが全然ダメ。ここでスピードを上げていけないので、列車に乗り遅れる。
直線:引き続き全然ダメ。ちょっとでも向かい風とかあると30キロを割ってしまったりする。平坦の絶対スピードが不足しているようだ。

ちなみに10周目くらいからお約束のふくらはぎの痙攣が断続的に来ました。ま、だましだまししのぎました。


[22周目-30周目]
22周走って、100キロ走破。去年の富士チャレ100では、最後の2周が9分台になったが、今年は8分台後半で踏み留まる。通過タイムは推定2時間52分15秒。去年より5分ほど早い。当初の予定では、100キロ3時間4分なので、12分良いタイム。

この辺で、ケルビム女性ライダーと前後して走る。前回の富士でもシーナックの有名女性ライダーと走ったんだけど、この方も凄いんです。登りや下りではわたしが引き離すんだけど、なんと直線の1.5キロで追いつかれ、抜かれてしまうんです。以下にわたしの平地巡航力がないかってことですが。さすがに、その内追いつかれなくなりましたが、この方多分、女性では上位じゃないかと思います。上位といえば、女性の200キロクラスで優勝したBlancheの方。凄い走りです。5時間2X分ですって! 何度も抜かされました。割と独走で走っていることが多く、それでも全然ついて行けないんです。

30周目に入り、段々疲れてきた。ラップがここんとこ8分50秒台になって来た。そろそろピットに入る潮時かなと思っていたらナガイさん登場。どうやらピットインして大休憩をとっちゃってまったりモードに変わったみたい。おしゃべりしている内にピットに入り損ね、もう1周。

[ピットイン]
31周目でピットイン。100キロを終えたヨーダさん、ホンダさん、サトーさんがいる。わたしも早く終わらせたい! ここで食料とドリンクの補給をする。トイレに行って、ミカンを食べ、ジャージにおにぎりとパワージェルを追加。空になったボトルを入れ替えて、再スタート。このラップは、9分50秒+5分ほどかかったと思われる。

[32周目-44周目+2周]
ピットに入るとなんだか元気が出てきた模様。脚が重くなるかと心配したがそんなこともない。がタイムの方はさほど変わらず、8分後半。

39周目くらいで、良い小集団を見つける。4人ほどの仲間の集団みたい。坂なんかではわたしの方がかなり先行できるんだけど、ここは我慢してじっくり付いていくことにした。お陰で苦手なホームストレッチではイイペースで走らせて頂き、坂では、抑えめに走る。これでペースが7分台に復活!41周目まで彼らと一緒に行く。ラスト3周(実は本人はあと4周だと思っていた)で、何故かこの隊列が崩壊してしまう。

ここからは今度はママさんトライアスリート(最終的にレディスソロ200の4位に!)と前後して走る。
「ところで後何周ですか?メーターは何キロ?」
「この周回とあと1周だと思います。今、192キロ」
「そうですか、同じですね。キロ数も同じなので、確かですよ。」
ということで、あと1周を協力体制で走ることにした。

最後は、この方と話をしながらゴ〜?ル!(実は、その前の周回でわたしは200キロゴールだったのでした。)念のためもう1周をして、結局46周もしてしまいました。

結果は推定タイムで6時間8分くらい。順位は、速報で1000人中255位とのことです。

クラス 200キロソロ
走行キロ数 199キロ
周回数 44周回
タイム 6時間8分くらい(自己計測)
順位 255位/1000人くらい(速報値)
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ちなみに今日の補給メモ

5:00 朝食
   ペペロンチーノ、ヨーグルト2個、ポテトサラダ 計800kcal
7:30 おやつ
    大福3個 計400kcal
9:00 レース直前
    パワージェル 110kcal
レース経過2時間〜(30分おきくらい)
    パワージェル 4本 440Kcal
    ドリンク アミノバイタル 500cc 100kcal
    ドリンク カーボショッツ3本 500cc 330kcal
    シリアルサンド 2袋 200kcal
    赤飯おにぎり 200kcal
ピット みかん1個(これは元気が出てよかった)
レース経過4時間〜
    パワージェル 1本 110kcal
    おにぎり 半分(このり半分は気分がわるいので吐き出した)
    ドリンク アミノバイタル 500cc 100kcal

by yamaoyaji_club | 2006-10-29 23:25 | レース | Comments(6)
Commented by くに at 2006-10-29 23:49 x
お疲れ様でした。
結果報告です。
100qソロ 89位 時間3時間1分台(自己計測)
最初の1時間では58位 2時間60位 
両足攣りそうになるし腰痛いし、70q過ぎてへばりました。
Commented by ほんだ at 2006-10-30 08:55 x
初めてのレース楽しかったデス。
小生の結果、 計測ピットでの表示で3時間12分でした。天気もよかったし、気持ちよかったす。しかし隊列にも乗れず、ほとんど単独行。下りはハイになって一人でわめいてました。
しかし同じところをぐるぐる廻るのは忍耐要りますね。途中で集中力切れそうになりました。とてもにひゃっきろには出る気も起きません。
Commented by ウサ吉 at 2006-10-30 23:59 x
参戦された皆様お疲れ様でした。おんせんさん、食いすぎじゃないですか? 笑
>みかん1個(これは元気が出てよかった)
私雛鶴の帰り道、饅頭やでもらったトマトで復活したような気がするんですよ。
酸味はほんださんがクエン酸で効果を出してましたし、
トマト、クエン酸、みかんは同列ですかね。

富士といえば私がかつて車でふっ飛ばしていたのを思い出します。
直線が長くて、飽き飽きするんですよ。でもってピットの出口から1コーナーに向けて突然下り始めてブレーキがいっぱいいっぱい。
でもレコードライン(最もタイムが出るコース取りのこと)に乗ると、全く車が無理のない動きをするんですよ。なるほどなぁと感心して走ってました。
帰りの道志道はスカスカに効かなくなったなったブレーキをだましだまし帰ったものです。
楽しかったような怖かったような・・・。

>一人でわめいてました。
ほんださん、これ、すごいわかる。 笑
Commented by まき at 2006-10-31 00:42 x
はじめまして、チャレンジ2周回ご一緒させていただいた「ママさんトライアスリート」まきです。
しんどかったけれど楽しかったです。今度お店に行ってみたいと思います♪
Commented by ナガイ at 2006-10-31 07:41 x
ご参加の皆さん、お疲れ様でした。
久しぶりの富士は楽しかったです。
今の力量では満足な走りは出来ませんでしたが、来年に向けての目標も出来(何とか5時間切りたい)練習もさぼらず続ける決意です。

まきさん、はじめまして。ご来店お待ちしております。
Commented by おんせん at 2006-10-31 07:54 x

そう。この「まき」さんと最後一緒にゴールしたのでした!おかげさまで、楽しくフィニッシュできました。ちなみに自転車は、ケルビムで作られたそうです。(では、まきさん。今後ともよろしくです。)

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