松姫峠に行って来ました。reported by ウサ吉
2006.11.25
サイクリング
参加者2名 おんせん、ウサ吉
コース 橋本-千木良-国道20号-猿橋-国道139号-松姫峠-小菅-国道411号-奥多摩湖-梅ヶ谷峠-五日市-高尾-橋本
走行距離 144.3km
平均速度 20.4km/h
最高速度 56.0km/h
獲得高度 2090m
実走行時間 7時間03分

前回(?)の長距離錬をドタキャンしてしまったものの、なんとしても松姫峠は制覇したい。
でも高らかに宣言してしまうと仕事の都合でまたドタキャンしかねない。
ということでおんせんさんにこっそり声を掛けて、行って来ました、かの峠。
前回とは異なり、山梨県側から東京に向かう逆コースを辿ってきました。

それにしてもワタシは全く走っていないため、いきなりの長距離ツーリングにいささかの不安があったのですが、この不安が見事的中。
国道20号を西進し、猿橋にたどり着く時点でおんせんさんに待っていただく始末。
見かねてかトイレなのか、分岐点の猿橋手前の趣きある駅、鳥沢駅で買物/休憩と相成った。実はこれが後ほど功を奏します。


鳥沢駅から猿橋まではすぐそばで、観光がてらのぞいてみると紅葉がすばらしい。

橋自体は小さいものの、直角に切り立った渓谷にどうやって橋を掛けたのか興味津々、身軽な猿が掛けた橋だという伝説もうなづけます。
前菜、猿橋を堪能したあと、メインデッシュの松姫峠に出発。この時点で気温は3℃、峠のピークは果たしてどうなることやら。

松姫峠の本格的なのぼり区間での標高差はおおよそ400m、距離は5kmの8%と、結構キツイ。
ちなみに有名なラルプデュエズは1000m、距離は13.5kmの7.4%やはり彼らはバケモノだ。
彼らと渡り合っていたナガイさんっていったい・・・。


登りに差し掛かると日陰の橋の上では午前10時を回ったのに霜が降りている。目を凝らせば水溜りには氷まで・・・。
この辺では周囲に目を配る余裕があった。その後は案の定どんどんとおんせんさんに離されながら、登り続けます。
ここで谷筋を見上げると峠のピークが見えるのですが、これがまたすごい眺め。紅葉の山を縫う6本のガードレール。
この時点でナチュラルハイなので燃えてきたぁ!!登ってやるうぅぅ!!

ひーひーいいながら登っているとどんどん腹が減ってくる。多めに持ってきたと思っていたカロリーメイトを8本も食べているのに頂上まで腹がぎりぎりである。鳥沢で食べたシュークリームがなければ押して登るようだったかもしれません。
次第に気温が下がり、紅葉は枯木立に姿を変えていく。
さっき見上げたガードレールを一本一本クリアし、最後のヘアピンでは大パノラマの向うに富士山まで!!
思えばこれが見たかったんだよなぁ・・・。


頂上にトウチャーク!やったー!今年の目標クリア!!
でもあまりのんびりしてもいられない。深々と冷えてくるので下りに備え完全防寒体制にチェンジ。
早々に下り始めると12時だというのにまだ霜が降りている。
下るのは一瞬であれよあれよというまに小菅到着。腹が減っている二人の目の前に饅頭屋が出現したので願ったりかなったりで105円なり。
うまーい!!

その後、奥多摩の大混雑の駅前食堂で昼食を取り、一路橋本へ。
帰りは高尾手前でチギれた上にワタシが腹を冷やしてしまいコンビニに飛び込んだため、携帯で連絡を取りここで流れ解散。
真っ暗になったころ自宅に到着して、140kmツーリングは幕を閉じましたとさ。

ほんとにきつかった松姫峠。
でも、やめときゃよかったとは一度も思わなかった。いいツーリングでした。
おんせんさん何回も待たせてごめんねー。
by yamaoyaji_club | 2006-11-26 17:24 | 練習会 | Comments(11)
Commented by おんせん at 2006-11-26 19:42 x
ウサ吉さん。ブログ投稿ありがとうございました。麓が3度だったので、頂上付近はどうなっているのかビビリましたが、凍えるほどではなかったので良かったですね。
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大月からの登りは小菅からよりキツイ。斜度的には同じくらいだと思うのですが、とにかく長い。大分高度を稼いで、次のカーブあたりで終わりかなと思ったら、まだズーッと上に道が出現したりした。スバルラインみたいに何合目とかやって欲しいくらい。
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小菅村のチャーちゃん饅頭、いけてました。雛鶴ほど頻繁には行けませんが、鶴峠経由奥多摩って感じでまた行ってみたいと思います。
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ちなみに私も帰りの青梅街道あたりでは意外に疲れていて、しばし千切れてました。(気がつかれなかったかもしれませんが)
Commented by ウサ吉 at 2006-11-26 21:10 x
おんせんさん、お付き合い頂きありがとうございました。
青梅街道では迷惑掛けないようにしなくっちゃの一心で踏んでいましたので千切れには全く気づいていませんでした。デザートの梅ヶ谷峠はきつかったな・・・。
しかしアレですな、これほど弱いとパンターニのウエアが泣きますね。
(ちょっと写真を更新しました。)
Commented by おんせん at 2006-11-26 21:50 x
春には柳沢峠を制覇したいですな。ルートはこんな感じかな

左回りルート
道の駅「甲斐大和」-笹子峠-大月-松姫峠-小菅村-今川峠-丹波村-柳沢峠-塩山-甲斐大和

これで1周80キロくらい? 峠が4つあり大物が2つに中くらい2つと相当キツイ80キロではないかと思います。
Commented by ほんだ at 2006-11-26 22:04 x
久々に土曜日にお店にお邪魔したら、お二人が松姫に挑戦してらっしゃるとお聞きしてレポート楽しみにしてました。 写真を見ると1ヶ月違うと風景がずいぶん違いますね。 山やの写真みたい。 でも、この間の松姫の下りでも飽きるほど走ったのに、これを登るとは!! お見それいたしました。  満足そうなお顔が良いですね。 来年の年賀状はこれで決まり?
Commented by ウサ吉 at 2006-11-26 22:19 x
最高でしたよ!ほんださん!!わたくし、飽きるほど登ってきました。 笑
レースがんばりましょうね。わたくしのレースプランは届きましたでしょうか?メールが帰ってきちゃったような、届いたような・・・。
おんせんさん、柳沢は是非塩山側から登らせてください。松姫経由だとほとんど登りきったところからのスタートになる気がします。
あぁっまた自分の首を絞めてしまった・・・。
Commented by ほんだ at 2006-11-27 09:23 x
ウサ吉さん、メールは会社の方へ届いています。 返事遅くなってすいません。 返信しておきました。
Commented by ナガイ at 2006-11-27 12:15 x
お疲れ様でした。
この時期にあの峠を上ったことはないのですが、寒さ対策さえしていけば
意外と楽しいかもしれませんね。
おんせんさん、超級山岳コース楽しそうですね。ウサ吉さん塩山側から柳沢峠は一直線の10パーセントですけど挑戦するには良いかも。
余談ですがこの道を先日急逝したマラソンのモカンバ選手が18年ほど前に毎日練習していたのを山梨学院大学の同級生「石黒」元選手から聞いたことがあります。(ちょっと思い出したもので)
Commented by おんせん at 2006-11-27 15:15 x
>寒さ対策さえしていけば意外と楽しいかもしれませんね。

松姫峠の北側斜面は一部霜が降りていましたが、道路の真ん中は大丈夫でした。山頂あたりの気温は確か6度だったような気がします。下りは相当冷えますが、短ければ耐えられる程度でした。まあ11月が限界ってところでしょうか。行ってみて凍っていたなんてのだとたまりませんからね。
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>塩山側から柳沢峠は一直線の10パーセントですけど挑戦するには良いかも。

ほ〜。一直線10%ですか! 楽しみだな〜。来年4月頃また企画しましょ〜。
Commented by 旦那 at 2006-11-28 00:36 x
久々に横レスで失礼!
その日は逆方向から(?)都民の森まで登ってました♪
一緒に行った仲間が夕方から用事がある・・・
とのことで奥多摩湖経由松姫峠はあきらめましたが
次回再チャレンジしたいと思います。
ここのブログのコース・・・いつも参考にさせてもらってます♪

Commented by おんせん at 2006-11-28 07:27 x
旦那さん(ちょっと変ですね)、こんにちは。ブログ見て頂いてありがとうございます。気が向いたら、一緒に走りましょう〜。長距離はしばらくないですが、通常の練習は宮が瀬で週末やってます。お気軽にどうぞ!
Commented by ウサ吉 at 2006-11-28 21:56 x
10%・・・。クゥゥ・・・調べてみます。
♪ ワタシの大事なだんなさまぁぁ
いつかご一緒させてくださいまし!
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