シマノバイカーズフェスティバルに、ホンダさんと、おんせん、そしてホンダさんの友人のコーゾーさんの助けを得て参加した。種目は、４時間エンデューロ（３人組）。

天候は、曇時々霧雨という感じで、なんとか持った。が、走路は、週日の雨でかな〜りウエット。場所によっては、泥田状態。

コースは、富士見パノラマスキー場の特設コース。最初ダブトラ走路をぐーんと500ｍほど登って、その後は、シングルトラックを下る。下り切ったら約１キロ延々と登る。この登りもほぼシングルトラック。その後多少のアップダウンのあと、開けた走路を１キロほど下るという2.4kmの走路。正直言って、気持ちよく走れるところはほとんどない！

最初の登りは、キツイ！
次の下りは、抜けない！
それからの登りの半分は、押し！
後半の下りはコースアウトとスリップが、トテモ怖い！

というキツ〜イコース。このコースに、MTBで山を走るのが4回目のわたしと、MTBどころかスポーツバイクの経験がわずか3日のコーゾーさんとホンダさんというかなり危ないチーム。必然的に監督は、ホンダさんということに。

--
いよいよレーススタート。まずは、おんせんからスタート。わたし休むと足の乳酸が溜まるので、１時間半を一気に走り自分のノルマを最初に果たしたいと監督に直訴した結果。スタート前に、試走の感じからグリップをよくするためタイヤの空気圧をかなり落とす。これが後にあだになる。

スタートして、最初の登り、下りはそれなりにスムーズに行けた。シングルトラックの登りも、監督に教わった要領で、インナーでくるくる回してこなす。脚は全然大丈夫、がしかし。心拍が一気にＡＴ値を越えて、キツイのなんのって。１周でもう交代したくなる。自分から志願した手前、１周というわけにもいかず、３周をなんとか耐えて、コーゾーさんに交代。

この時点で、クラス36位（参加87組）。平均時速は、9.4kmh。なんせ登りの半分は、押しですから。これは登る脚力がないのではなく、渋滞と路面コンディションのせい。みんなで仲良く押す訳です。それでも上級者は、押しになる範囲が少なく、そこでそれなりに前に出ている。わたしここに来てやっと、ＭＴＢは、脚力も必要だけど技術が重要な競技ということを知る。

コーゾーさんは、１回目の周回でいきなり、大前転！　それでも無事にホンダさんにつなぐ。ホンダさん、２周は走るかと思いきや、１周で交代。待ちすぎて体が冷えた後に一気に心拍があがったので、ヘロヘロになってしまったらしい。（↓写真は、Ｓ字バンクを華麗に下るホンダさん：前の走者）

その後、おんせん２周。コーゾーさん１周（この周回では、コース脇の大きな穴にはまり込んだが、復帰！）、ホンダさん２周と周回を重ねる。このあたりでの順位は50位前後。ラスト1時間半を切ったところで、わたしの最後のお役目を果たそうと、２周目標にスタート。

ところが、最初の下りから登りに入るところで、後輪のグリップがなくなって来た。あれれ、泥がトレッドに詰まりすぎたかと思ってしばらく頑張ったが、それもすぐ限界に。後輪パンクです。あちゃ〜、空気圧落としていたので、岩か木の切っ先にあたってパンクしたみたい。

まだ１キロくらいしか来てないので、あと1キロ半ある。もう戻れないので、しょうがない押しで行こうと、押して押して押しまくる。後半の下りは、押すというより落下して行く自転車に捕まりながら、走る。　結構いいぞ！乗ってへなちょこ走るのと大差ないかもしれん。周回時間は公式ラップで確認しようとおもうけど、自転車に乗って１５分くらいに対して、押して走って２０分を切っていたのでは--。（自分的には、この「走り」が、本日のベスト周回だな。）

あとはホンダさんと、コーゾーさんが２周と１周して、タイムアップ。14周回、53位という結果でした。ＭＴＢ初心者２名のいるチームとしては、よくやったと言えるでしょう！コーゾーさんもリザルトに自分の名前が載ったのを見て、なんとなくいい気分だったみたいです。　また来年も--。うーんどうかな〜。わたしにはキツすぎだ〜。
--
４時間エンデューロ　3人組
14周回　53位/参加87チーム　トップ差7LAP　平均時速7.9kmh