青い空に落葉松吹雪 麦草峠走行合宿 by おやじ連
2007年11月3日 9:00AM?17:00PM 〜 11月4日
(この総走行時間がこの日のドラマを物語っている、、、ふふふ)

富士見ヒルサイドホテル-原村-奥蓼科-麦草峠-松原湖-野辺山-清里-小淵沢-富士見帰還
(走行距離 100km)
参加者: 西原、おんせん、ウサ、コーゾー、ほん

これ以上無い晴天のもと、南八ヶ岳をぐるっと一周。 麦草峠越えをしてまいりました。

波乱万丈の走行記。 はみんなで作ることにします。取り急ぎ、ほんだの撮った写真アップします。
金曜の晩9時、橋本を出発した橋本組は 途中 西原さんと中央高速で合流、無事 合宿所へ到着。 かなり寒いので ストーブに火を入れ、暖まる間に「前夜祭」で祝杯。 
翌日、左には甲斐駒ケ岳が激励し、右にはこれから登る八ヶ岳が手招きする絶好の天気である。きっちり予定を1時間遅れで 富士見ヒルサイドを出発。 9時、気温は7℃。

▼準備中の気分はマラソン大会前の緊張とドキドキ感の再現

コーゾーさんはMTBだし、まだ十分慣れていないので逆周りで 松原湖で合流を想定して小淵沢へ向かう。ロード組は 原村方面から蓼科へ。 さすがに標高を1000m越えているので「寒い」。しかし、紅葉と日差しを浴びながら最高のサイクリング気分で八ヶ岳山麓をひた走る。



国道299号へ合流し、麦草へ登り始める。温泉街を抜け、落葉松が落ち葉を散らしている中をマイペースで登る。

続きは どなたかの記録と写真を待て。
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ではウサ吉引継ぎます。

登り始めると先ほどの寒さは嘘のようで汗をかくくらいです。ウサ吉的には半袖ジャージに長袖ジャージの重ね着(ポケットを増やす苦肉の策)。下はビブショーツとレッグウォーマを装着。冬用グローブは暑いので途中ではずし、素手で登りました。

▼シクリスタトレインは落葉松林を駆け上る

登っている間は車で峠を目指す方々がわれわれを見るときの驚きに満ちた(半ば呆れた)顔がエネルギーです。でも、車で駆け上がってしまうより、香りを感じ、音を聞き、自分の足で登っていくサイクリングというのはまた違った魅力があるのです。本当にいい気分です。

さて、理由は不明だがウサ吉絶好調で、登りでは実に快調に飛ばせたのだが、ほんださんが前日までの激務がたたり、残り2kmでハンガーノック。ほんださんは持久力に優れている方なので、みんなでびっくりです。 (ほんだ独白:前2日、痛飲してしまい肝臓がアルコール分解に全精力使っていたようです。グリコーゲンがアルコールに置き換わった? ハンガーノックは突然に、、トホホ。 しかし、昼食後は復帰しました。 皆さん飲んだ後の峠は要注意です。)

▼ラスト1キロホンダさん(実はハンガーノック中)。後ろに茶臼山がキレイ。

▼麦草峠gpmゲットォォォ!



そんなこんなで麦草峠制覇。標高差は1000m、登坂時間は3時間くらいとなりました。下りはおんせんさんとウサ吉は最高速トライ。結果はおんせんさんの勝ちで、速度は内緒。3時間掛けた登りを30分で下ってしまいました。


麦草峠を下りきったところでコーゾーさんと合流。ここから本当のドラマが始まるのであった・・・。
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では、最後はおんせんがまとめさせていただきます。

本隊は、麦草峠を予定時間と1分違い(実際には、スタートが1時間遅れでスタートしたので、59分遅れ)の11時58分で制覇し、コーゾー隊も10時過ぎにはまきば公園を通過したとの情報が入り、前半は大順調。

お互いの待ち合わせ場所は、松原湖上の小海美術館あたり。が、コーゾーさん見あたりません。電話してみると、国道から湖までの登り(推定10%)がキツクて押しが入っているとのこと。それではと、待ち合わせ場所を、国道の分岐点に変更。

12時50分頃、無事、合流。近くのドライブインで食事をして、出発〜!千曲川沿いに紅葉を見ながらシクリスタトレンインは、走ります。気持ちイイ〜。(が、この辺からコーゾーさんの膝に痛みが。まだみんな楽観していたんだけどね。)

▼紅葉を見ながら走る。トレインを引くのは絶好調のイタリア代表!

▼コーゾーさんを救うべく走るシクリスタのアシストたち。

で、迎えた市場坂。推定5%ほどで3キロ登るんですが、コーゾーさんが遅れ始め、とうとう押しになってしまう。どうやら、膝が痛くて登りがこげないらしい。まだ坂は半分以上ある。この後さらに、清里への登りもあるということで、ここで、本隊とグルペット隊(コーゾー&おんせん)に分かれ、グルペット隊は、清里の登りを避け、小淵沢道の駅で本隊のサポートカーを待つということに。

市場坂を押しでクリアして、野辺山駅方面に走り出すが、もうコーゾーさんの膝は限界を超えてしまったようだ。実は、機材のMTBはお兄さんの借り物でサイズがかなり小さい。多分、自転車が会わない上に、初の長距離登坂で膝がやられてしまったようだ。


こんなこともあろうかと、コースは時計回りに取ってある。いざとなったら輪行できるようにと。野辺山駅までなんとか16時前にたどり付き、1時間後の電車に乗ることに。駅員さんに「自転車このままでダメですか?」と聞くと、「たたんで袋にいれればいいです」と規則通りの回答が。しょうがないので、以前????さんがやったゴミ袋&ガムテープでの即席輪行パックを敢行。無事、乗れることになりました。

で、わたしおんせんは、16時に野辺山ならまだなんとか日が暮れないうちに富士見高原に戻れるかも知れないと見て、グルペット隊から発射〜。ひとりアタックです。とにかく日が暮れたら八ヶ岳鉢巻道路は真っ暗なので、なんとか5時半までに着かないといけないということで、清里への坂ももがきにもがいてダンシングで登り切り。楽しみにしていた清泉寮のソフトクリームもあきらめ、どんどこ進む。(ちなみに本隊は、非情にもソフトを堪能したとのことです。くやし〜)

快調にまきば公園からの下りをこなし、なんとか真っ暗になる前に帰れそうだ。そしてコースの最後は、小淵沢から富士見高原への登り基調の6キロ。分岐あたりで、ウサ吉さんから電話が入り、本隊到着とのこと。「あと15分で着きます。」と希望的観測で応える。

▼さいこーっ!!(本隊)

▼急げ!日没が近い!!(本隊)

▼日没と同時にゴール!(本隊)

ところがこれからが辛かった。それまでは下り基調だったので、気が付かなかったんですが、もうかなりバテていたみたい。登りの波状攻撃に遭いとても15分じゃ無理です。でも、15分って言っちゃったんで、タラタラも走れないしな〜と、頑張る。もうあたりは真っ暗です。ここまで遅くなるとは思ってなかったので、ライトもないのです。(その頃本隊では、15分は無理だろ。登りだってのを忘れているね。なんて言っていたそうです。くやしいが正解です!)。もう半泣きになりながら、なんとか5時35分頃に到着。写真のように、私のゴール写真は真っ暗です。

▼おんせんもゴール!!

コーゾーさんも無事回収され、あとは、温泉&宴会で大いに盛り上がりました。夕食メニューは、ウサ吉さんの秋田みやげのきりたんぽ入りの寄せ鍋。ホンダさん特製の鳥団子が美味い!お酒は、白州の酒蔵「七賢」の生酒(てんですかね?わたし飲まないのでわかりません)。

いや〜、いろいろ事件はありましたが、それだけに今思い出すと楽しい合宿でした。また、やりたいな〜。今度は大弛峠を攻めたい!
by yamaoyaji_club | 2007-11-04 15:22 | イベント | Comments(9)
Commented by ナガイ at 2007-11-05 20:41 x
お疲れ様でした。
このコース、ヒルクライムとは別に結構アップダウンが激しいので
走りでがありますね。
以前このコース近辺で練習していたことを思い出します。
ちょうど10年前、引退前の今中さんがさんざん練習していたときも
このコースを3時間少々で走っていたのでそのタイムが目標でした。
Commented by ほん at 2007-11-05 21:26 x
えっ! このコースをサンジカン?
平均30Km時 ですよ。信じられない。
Commented by ウサ吉 at 2007-11-05 22:07 x
皆様お疲れ様でした。楽しかったですね。
>このコースを3時間少々
ひえぇわれわれの8時間を3時間ですか。
もー、数字の意味がわかりません。笑
でも本当に楽しかったです。AKAやんまた一緒に走ろうね!!
皆さんお疲れ様でした!!
Commented by AKAやん at 2007-11-05 22:50 x
皆様、お疲れ様でした。やむなくDNSになりました。
3時間は無理そうなので、まずは身近な目標の8時間を切ろうと思います(^^;
ウサ吉さん、今度は一緒に走りましょう!!
Commented by まき at 2007-11-06 21:23 x
わぁ〜お天気に恵まれ最高でしたね。
いいなぁ。私も麦草峠でバイク持ち上げて写真撮りたい〜!!
二本足の山登りでも八ヶ岳トライしてみようと企んでおります。
もちろんバイクでも一周もしてみたい。自走で車山に一泊の帰りは韮崎あたりから輪行とかで。
それにしても、走り応えがありそうな。
まだまだ登坂の練習しないといけそうにないかな。
Commented by Knee_Break_Kozo at 2007-11-07 21:51 x
ひぇ〜っ、いつの間にか私の事がWebに載っている。
こっ、このコースを3時間ですかぁ〜っ。
ちなみに私は「市場坂」を押して越えるのに1時間は充分にかかりました。トホホホッ。
-コーゾー-
Commented by おんせん at 2007-11-07 23:38 x
>ひぇ〜っ、いつの間にか私の事がWebに載っている。

すんません!我々の練習会に参加すると自動的にこうなっちゃうんです。コーゾーさんシクリスタでは有名になっちゃいましたね。
Commented by ほん at 2007-11-08 09:32 x
こうやって皆 この道に引きずり込まれる。人生ストーリーあった方が面白い。と言うことで今後とも参加よろしく、コーゾーさん。
Commented by ウサ吉 at 2007-11-08 19:00 x
まきさん、一緒に写真撮りましょうぅぅぅぅ楽しかったですよー。
コーゾーさん、まだインドメタシンありまっせ。
これ読んで「ここまではまだ行きたくないけど、宮ヶ瀬くらいなら付き合ってやってもいいかな」という人いませんか?連絡待ってまーす。
チャリ連絡用メールアドレスgogousakichi@yahoo.co.jp
(気まぐれチェックなので返信は遅いです。あしからず。) 
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