☆デジ・トライアスロン日記帳
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雨の修善寺はつらかった。
 今回は先月に続いて、都ロードのウインターロード第3戦。修善寺の日本サイクルスポーツセンターでのレース。当日は、結構な雨。気温も低い。体感気温は、6、7度。いっしょに行った店主さんは、調整不足もありDNS。そのくらい気合いの入らないスタートだった。

 スタート数分前になってもスタート位置にはチラホラしかいない。私は最前列、同じクラブのふくちゃんは、3列目くらいからスタート。前回は、最初のコーナーで既に20番目くらいになっていたので、今回は多少気合いを入れて走る。どうやら最初のペースは遅い。楽々着いていける。2人がいきなりエスケープ。誰も追わない。

  最初のピークを7、8番手で迎え、下り開始。第2戦では、ここで集団最後方だったことを思えば上出来。この雨で下りカーブが怖いかと思ったけれど、それほどスリッピーな感じはしない。これはいい感じだ。

 さあ、2号橋を越えて1.2kmの登りだ。ん、これは。ついて行くのがキツイ。脚が重くてダメだ。最初の登りは勢いで登ってわからなかったけれど、ここに来てハッキリした。太ももに昨日の練習の疲れが溜まっている。徐々に遅れ出し、坂の真ん中くらいで後ろにいたふくちゃんに「知り合いに会っちゃいました〜」なんて余裕で声をかけられつつ置いてゆかれる。あっという間に20人ほどの集団が先に行ってしまう。さっきまでは快調だったのに、この時点で前回と同様の状況に陥った訳だ。

 ちぎれた数人でマイペースの戦いが始まる。1周目のゴール前の急坂で、店主さんの声が飛ぶ。

 「前30秒。前、追って追って!」

先頭集団のことなのか、その後ろの集団のことなのか--。最後の坂を上りながら、考えたのは、これはキツイ。前回より苦しい。あと3周とてもできる気がしない。リタイヤしちゃおかな〜、でも辛いからなんてのは理由にならんしな〜なんて考えているうちに、また登り区間に来て、リタイヤするタイミングを失う。

 あー、しょうがない。とりあえず走ろう。だけど、JCRCのZクラスは止めよう。1周でこれなのに、10何周もとてもできない。Fクラスで頑張ろう! 

 今走っているレース以外のこと考えながら走るなんて、私くらいだろうな〜。2周目の1.2km坂では、女子選手に抜かれる。隣の人と「女子選手には負けなくないですよね〜」なんていいつつ走る。この時点では、いずれ抜き返せるかなと根拠もなく考えていた。

 が、前の数人、追っても追っても縮まらない。前回は、何人かは前から降ってきた人をパスしながら周回を重ねたが、今回は、ほとんどそういうことはなく。自分が落ちていく方だ。

 唯一、坂の頂上あたりから下りでは、パスすることがあるが、それも登りで抜き返される。ピンクのアンカー選手を2回ほど抜いたが、坂で抜き返され、そのうち見えなくなった。2周目のピークあたりで、2名ほどをパスして、下りを踏んで引き離す。

 「後ろの集団に入った方がよいかも!」

2周目の「監督」の声。なに?後ろを待つのか? 確かに前は全然追えない状況の一人旅状況だけど、結構引き離したあれにまた合流するのか〜。とてもそんな気になれず、一人旅を続ける。

 3周目は、何の展開もなく、進む。Aクラスに周回ラップされたことくらいか。

 「ラスト1周〜!」

あー、やっとラスト1周か。よーし、1人くらいは抜かして終わらせよう!と気を取りなおして走るが、長い坂でまた2名ほどに抜かれる。あげくの果てに、2人目の女子選手に抜かれる。しかも、なんとなくお歳を召してられる印象の方。まいったな〜。と思いつつ最後の坂を下る。

 最後はゴールスプリントでもしてみっかなと、ゴール前の急坂を頑張って踏むがもう全然進まない止まっている感じ。おまけに前を走る選手は女子選手だ。この人相手にスプリントしたら恥ずかしいでしょ、これは。というわけで、だら〜となんとなくゴール。

きつかった〜。ふくちゃんは、どうやらひと桁着順らしい。明日の発表が楽しみだ(結果8位でした)。私の方は、前回より2分タイムを縮めることが目標だったが、逆に2分以上タイムが悪くなった。まあ天候のせいもあるけど、この疲れの溜まりやすい脚をなんとかせんとならんという課題が残ったレースだった。

都ロード ウインターロード第3戦
2006.2.26(日) 10:00〜
Cクラス
場所 日本CSC
距離 約20km(5km×4周)
天候 雨
リザルト 23位
by onsen | 2006-02-27 23:01 | おんせん
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