「上サ」、「下モ」、「宿」これってなんだと思います？

先週の日曜日にゴルフしに埼玉県寄居町方面に行った。割と近くに荒川方面の有名な峠・白石峠があるようなので、自転車を車に積んでゴルフに出かけ、帰りにちょっと行って見ることにした。

道の駅おがわまちに車を置いて、白石峠目指してスタート。白石峠は、丹沢のヤビツ峠と同じように麓からのタイムトライアルが定番で、そのサイトもあります。３０分を切るとまあ合格というか平均？という話です。

道の駅から、峠への分岐点までは、15キロくらい。ウォーミングアップとしては、まあいい感じの距離。都幾川という川沿いの道に入ると急にまわりが田舎っぽくなって、川遊びの人たちが目に付くようになる。

で、「上サ」、「下モ」が登場する。これはこの辺の地名。漢字とカタカナの組み合わせなんて、へんてこですよね。

有名な峠なので、サイクリストにいっぱい会うかなと思ったけど、道中すれ違ったのは、わずかに２人だけ。夕方だからかな。

分岐点から私もいちおう計測スタート。３０分を目標にする元気もないので、今後のためにタイムを取っておこうという感じ。ゆっくりと登り始める。登坂距離は、6.4キロ。200メートル毎に、「起点から何キロ」と表示があるのが嬉しい。これを励みにシコシコ登りました。

麓の方は、山村の中を行くという雰囲気で、ところどころに農家などが点在し結構いい感じ。斜度は、10%弱くらいかな。そうきつくはないが、楽でもないというのが続く。ところどこで6%程度が混じるが、そういうところは短いのでなかなか楽はできない。

最初はゆっくり登っていたんだけど、気が付いたら頑張ってしまっている。峠好きの性なのかなんなのか、つい頑張ってしまうんだよね。とはいえ時速が10キロ前後しかでない。30分を切るには平均12キロが必要なので、それは無理だなということが道中わかった。

道幅は１車線で結構狭いが、半原あたりよりは広い。表ヤビツの上の方あるいは足柄峠と同じくらいかな。路面はまあまあ。林道のように荒れているということはない。車は結構走っている。特に夕方なので下りの車が多い。蛇行したり、道の右側を走るのは危険。

途中に「勝負平」という地名がある。もしかしてここは急坂なの？と恐る恐る登っていったが、特になんということもない場所。昔、ここで合戦でもあったのでしょうか？

ラスト2キロくらいから斜度がゆるやかになり、5%程度の坂になる。ここでガ〜んとスピードアップできれば良いのですが、あまり余力もない。

途中にハンググライダーの練習スポットみたいなところがあり、景色がよさそう。景色を見るのは後の楽しみにして、峠を目指す。32分経過でようやく峠に到着。峠は5差路になっていて、ここから尾根づたいに定峰峠やら大野峠などに行けるらしい。次回は、ここで峠を繋いで走るのも面白いだろうなと思う。

ちょっと橋本方面からは遠いのが難点ですが、割とお奨めの峠です。斜度もそんなにきつくないし、路面もよい。山奥という感じでもないので怖い感じもないし、割と雰囲気が良い。東京から自走で行く人もいるようですが、車で近くまで行ってというのが良いような気がします。いつかそんな練習会もありかもしれませんね。

（カメラの電池忘れて行ったので、写真はなしです。）
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2006.08.20　15:00〜
道の駅おがわまち--五明--田中--西平--白石峠（往復）
走行距離　40.1km
平均速度　20.5km
登坂距離　6.4km
平均斜度　8.47%