ツールド那智勝浦 1日目 湯川温泉〜那智高原〜湯川温泉 50.0km by おんせん
私の田舎は和歌山県那智勝浦町ということころで、数年前「熊野古道」が世界遺産に登録された地域だ。今回の帰省では、家で邪魔になっていたBianchi号を持って行き、我が田舎を走ってみることにした。

南紀地区は、意外にロードレースの大会が多いところで、ツールドくまの熊野古道ヒルクライムなどの大会が開催されている。今回4日間の帰省で少なくとも3日は走ろうと、一人でツールド那智勝浦をやろうと計画した。

[1日目]
さて、その初日。どこを走ろうかを考えたが、多摩や相模原方面だと大体この辺を走って何キロくらいで何時間という予測が立つのだけれど、田舎でロードバイクで走ったことがないのでまったく目処が立たない。計画した初日のコースの湯川温泉ー太田ー色川ー那智ー勝浦ー湯川というコースもとんでもなく遠くまで走るコースに思えてしょうがない。色川(最近田舎ブームで関東からの移住者が増えている山村)まで走るなんありえないな〜。

ま、走ってみましょ。朝5時に起きて、5時半にスタート。佐藤春夫が命名した入り江・ゆかし潟(写真1)をみながら国道42号線を走る。海岸線に出て、熊野灘からの朝日(写真2)を浴びながら、軽いアップダウンの中を走る。爽快だ。

太田から太田川沿いを上流に向かって県道を走る。ここからは海岸に別れを告げ、鄙びた農村地区(写真3)を過ぎ、山の中を北上することになる。川沿いの道は一般道だが、ゆるやかに上っているがほぼ平坦。対向車も追い抜く車も全くいない。まるで自分一人のためのサイクリングロードのよう。道の雰囲気からすると、サイクリングロードというより、グランツールの山岳に向かう平坦コースの趣。巡航速度は約30キロ。これまでになくいい気分だ。また来年もここを走りに来よう。

30キロほど走って、目的地ともいえる円満地公園に到着。ここからは、那智山までやや登りが急になってくる。途中の山村・色川地区(写真4)で今日2台目の動いている車を見かける。いくら朝早いとはいえ、このコースがこんなに静閑なコースだとは思ってもみなかった。途中の谷川あたりで、記念撮影(写真4)。


那智山まで来て、あとは下るだけとなったが、ちょっと物足りないので、明日の予定としていた山岳コースを少しだけ上ってみることにした。那智高原までの2キロだ。意外に斜度はある。裏半原の上の方くらいのイメージ。

那智高原から麓の那智駅近くまで一気に下り、国道42号線に復帰。あとは勝浦地区を通って自宅のある湯川温泉に帰還。ちょうど50キロを3時間で走る。なかなかグッドなコースだ。入り江→海→川→山→高原→山→川→街、とても変化に富んだ富んでいる。アップダウンも少なくて、ツールならおそらくゴールスプリントになったろうな(
そのくらい登りもたいしたこと無いということです)。
--
走行距離 50.0km
平均速度 23.2km
最高速度 49.8km
最高高度 505m
上昇高度 670m
走行時間 2時間10分



by yamaoyaji_club | 2006-08-09 21:44 | その他 | Comments(3)
Commented by ???? at 2006-08-10 09:48 x
やっぱり、景色がいいですね。私は、海、山に住んだ事ありません。
向こうでも自転車、恐れ入ります。BR〜3目指してがんばって下さい。
田舎がおんせんだったのですね。田舎で食べ過ぎましたか?
また、今日から暑い日が続きますが、お体お気を付けて下さい。


Commented by カルベア at 2006-08-10 16:55 x
おんせんさん! 久しぶりです。 夏休みを堪能された様で何よりです。

先日、私が走りました「あざみライン」ですが、お店にナイス!なパンフがありましたので是非おんせんさんにと思います。

10月8日(土曜日)の富士山国際ヒルクライムです。 是非参加頂き感想を首を長〜くして待ってます。。。(^^)/
Commented by おんせん at 2006-08-10 21:31 x
>田舎で食べ過ぎましたか?

そうなんですよ。この1年で最高の65キロになってしまいました。

>10月8日(土曜日)の富士山国際ヒルクライム

実は、その前日の富士スピードウエイの150キロで、200キロの予行演習をしようかとちょっと--。あざみラインは、私には無理だと思うので、パス。
< 前のページ 次のページ >